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しょ〇ぱんまんさまぁ




朝6:20

年長さんか、一年生か
男の子が一人で
コンビニに駆け込む。

汚れたオレンジのTシャツ
ズボンについてるのは
…土?



「ぱんこぱんこ…」
ぶつぶついいながら

パン粉を手にとる。


商品には
「ソフトパン粉」
と書いてある。





しばらく考えこんでいたが、
棚にパン粉を戻すと
くるりと店を後にした。





5分後
再びさっきのこどもが
現れる。


後ろからは
Tシャツにハフパンの
男性が。


男の子は追随する男性を
疎ましそうに振り払い、



パン粉と500円玉を
レジに出す。




初めてのお使いかしら?

いいえ、軽く十回は…


今はまだ嬉しそうに
行ってくれるけど

こっちはかなり心配。

心配いらなくなると
面倒くさがって
行ってくれなくなるんだよね




「明日お弁当だから」
長男にそう言われたのは、
前日夕方5時。


あるものでどうにかしよう

ひき肉があったから、と

翌朝ハンバーグを作り始めたら
パン粉をきらしていた。


パン粉を作ろうにも
食パンも何もなかったんだよ




そこへ
前夜、お風呂にも入らず
早寝した三男が
起きてきた。


昨日の服を着たまま。




これは
お使いに行ってもらうよねぇ

(この後きちんと
シャワーさせました)




残念ながら、
一回
「パン粉って、ソフトパン…のあと、漢字が書いてあるやつ?」

と聞きに戻ってきたため

ちょうど起きてきた
旦那を見張りに着いて行かせた。




「パパなんていなくても
大丈夫だったよ!」




そこまでして
作ったハンバーグ弁当は
長男が完食してきたが



わが家のキッチン
三段目の引き出しには


使いかけのパン粉が
ひっそりと
出番を待っていたという…





絶対に家族には
知られちゃいけない
話でした…
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