銀河のささやき

お友達とお昼ご飯を
食べに行ったの。


オーダーに来たお兄さんに
友達が

「濃厚なコクをひとつ」





なにそれエロい。




牡蠣のせいろご飯に
そういう煽り文句が
大きく書かれていた。



大戸屋のお兄さん、
せめて愛想笑いして？










と、春休み前の
ランチを楽しんでいる
銀河だよ。



昨日は次男と三男が
歯医者の日。
二人一緒に一時間
時間とってもらった。




でも三男が
遊ぶ約束をしてきた。


「じゃあ４時から
次男を先にやってもらうから
４時２０分には
帰ってきてね。」


「はーい」






帰ってこない



途中まで迎えに行き、
家にいた長男に電話

「三男？
まだ帰ってないよ」


ああ、見渡す限り
姿見えないし
もう
間に合わない。


次男のお会計をしに行って、
申し訳ないけど
キャンセルしよう。



公園まで行かず、
Ｕターン。

家に帰ってみたら、
次男が歯医者から
帰っていた。


「お金払わないで
帰ってきたの？」

「うん」

「じゃ、お金払ってくるね、
三男が帰って来ないのよー」

「三男なら、
歯医者で今
やってもらってるけど」






なんですと





直行か！
公園から歯医者直行!?



長男「一回帰ってきて、
時間だからって
歯医者行ったよ」






私「長男、
私はどこに行ってたの？」
長男「…三男を探しに。」

私「三男が帰ってきたら
私に電話くれなくちゃ
いけないよね？」


長男「ああ…あははっ」



私と三男は
入れ違いになってたようだ。




ギリギリだけど
歯医者を覚えていて
間に合った三男よりも


気が利かない長男の方を
きつく叱っておいたのだった。







家で待っていればよかった。