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ワシントンに住んでた頃の話。冬になると朝8時頃にようやく陽が昇ってくる。まだ夜の冷たさを残した空気を呼吸し、たまに雲の切れ間から輝きが差し水彩画のように淡い空を眺め、カスケード山脈を背中に一人、針葉樹に挟まれた小道を通って登校していた。
先週は伝染病に感染したため出席停止だった。そのツケが一昨日の夜から容赦なく降り掛かって来ている。おかげで二徹目だ。コーヒーがあればなんとかいけるもんだなあと感心しているが、今日明日辺りフラッといきそうな気がする。ずーーーーっと研究室に閉じこもっている。先ほど最上階から望んだつくばの朝の景色は、見渡す限り森林だらけでまるで登山でもしたかのようだった。エレベーター昇っただけなのにな。
東日本大震災で身内を失った方のブログを読んでいた。当時のことが思い返された。アメリカへ渡る直前の出来事だった。アメリカでどんな理不尽で足掻きようのない体験をしても乗り越えて来れたのは、震災で死にそうな思いをしたことによって強くなれたからかもしれない。あんな過酷な状況下でも渡米の段取りが進んでしまう異様さに、自分自身は驚いていた。日本のためになりたいと思った。アメリカで暮らす時間が長くなればなるほど、その思いは高まっていったっけ。そのようなことを、最近までまた少し忘れていたかもしれない。忘れてはいけない。気を新たにして、今を生きよう。
Soooooooo daming!!
そしてお腹いっぱいでもある
年 齢 | 32 |
職 業 | 大学生 |