ギレイオ「その他とはぞんざいな……」
ライ「まあ、向こうほど賑やかに顔が揃うこともないからなあ」
アス「あっちは賑やかだったね」
サムナ「仕方ない。こっちは完結組と休止組なんだから」
ライ「そういう言い方もあれだが……」
アス「青龍は?」
ギレイオ「実家が忙しいから今回はやめておくって。俺らはヒマでしょうがないってのに、羨ましい」
アス「私たちもヒマだけど」
ギレイオ「完結したからだろ。一緒にすんなっての」
サムナ「せっかく一緒に話すんだ。空気を悪くしてどうする」
ギレイオ「はいよ。えーと、で、MC誰?」
ライ「はい、俺。アスはやる気ないし、そこの二人がやっても進行しないだろうからって。最初は青龍だったんだけどさ」
アス「代理で?」
ライ「うん、そう。というわけでよろしく。まずは、年末はどう過ごす?」
ギレイオ「普通に過ごすに決まってんだろ。普通に街入って普通に宿をとって……」
サムナ「あとは神殿騎士たちに見つからないことを祈るだけだな」
ライ「それが普通……」
ギレイオ「普通って一番大変なんだぞー。あっちで食い逃げに間違われたり、こっちで泥棒に間違われたりすると、普通のありがたさが増してくる」
サムナ「ほとんど身から出た錆というやつなんだがな」
ギレイオ「一言余計だよ」
アス「年末で特にしなきゃいけない事とかはないんだ?」
ギレイオ「あーサムナの調子を見るぐらいかな。あとは特にねえよ。とにかく穏やかに過ごせれば御の字」
ライ「……案外普通なんだな」
ギレイオ「そう言うお前はどうなんだよ」
ライ「アスと一緒に過ごすだけだ。掃除して身の回りの整理して。祭があるから少しぐらいは行きたいな」
ギレイオ「あ、なんかムカつく」
アス「バーンやザルマも来るよ。それにそんなに賑やかにも出来ないし」
サムナ「何故だ?」
アス「私もライも無駄に有名になっちゃったからさ。おかげでここしばらく、3ヶ月以上同じ所にいたことがない」
ライ「だからまあ、状況は違えど二人と同じってことだな」
サムナ「お互い苦労するな」
ライ「そっちほどじゃないけどな」
アス「何か簡単にまとまっちゃったね。次は?」
ライ「えーと、今年一年を振り返ってと、来年の抱負」
ギレイオ「今年一年は平和なもんでした……ってそりゃ何もないから波風の立ちようがないけどな!」
サムナ「……お前って奴は、時々本当に自虐的だな」
ギレイオ「あーもーヒマでヒマでそんな芸しか身に付きませんよ。だから来年は変化の年にしたい」
サムナ「おれは特にないな。来年は少しでも何かが動けばいいが」
アス「……大変だね、休止組って。なのに青龍が忙しいのは何でだろう。彼女も休止組でしょ」