クリアしました。
取りあえずエンディング見れたので以下オフ専のダクソ2プレイ記まとめ。
・ストーリー
相変わらずストーリーがよく分からないですね。フロムのゲームは敢えて暈す事でプレイヤーに考えさせるのが特徴みたいですが。
私はゲームに於いて方々に散らばったキーワードをまとめるのが苦手なのもあるし、このゲームに関しては一定のイベントを進めないと発生しないイベントとか復活に限りのある死にゲーなのに生者限定のイベントだったりがあるので全部補完するのは諦めてます。オンラインでのイベントもあるしね。
取りあえず「不死という呪いに侵されると徐々に人間性を失い永遠にソウルを貪り続ける亡者になる…それを解くための旅に赴く」という見解でのプレイ記でしたが…ラスボス討伐後のムービーだと火を継ぐか否かの話になり結局その判断はプレイヤー自身ではない上に結論は有耶無耶に。
そんなわけでストーリーに関しては正直意味不明でした。
・マップ構成
シームレスの割に世界が繋がっている感が一切ない。
意外な所で別のエリアに繋がっていたり、苦労の末に開通したショートカットとかがないのも残念。
ボスを倒すと先にあるのはエレベーター。上へ下へと動かされ自分の位置が感覚的に理解出来ない。
一番不自然に感じたのは土の塔の上に熔鉄城があることか。
・篝火
物語の最初から篝火間の移動が可能でマップの至る所に点在するので移動が極端に楽。
エストやスペルの回復は勿論のこと今回は装備の耐久値も無償で回復してくれる。が、そもそもの耐久値の設定が低過ぎる。酸に触れた瞬間装備品が壊れる。武器によっては5体くらい倒すと破損警告が出るレベル。使い物にならん。
それ以前に篝火一区間しか武器が保たないのでリポップか回復かの狭間で悩んだ前作と比べ今作は篝火に当たることはもはや必須事項。この篝火の量には納得である。
さらに弊害は多く一度通ったエリアは二度と通らないという事が頻発。また篝火がショートカット代わりになるので緊張感もなくマップが単調に。
ボス攻略のためだけに設置されたと思われる篝火も多数あり、実際助かったけど何だか腑に落ちない。
・たいまつ
今作から導入された本当に使いどころ不明なアイテム。使用時間も限られているので使い時を探しているうちにクリア。
前作の巨人墓場で泣きまくった私にとってクズ底は昼間も同然。クズ底の燭台が私には毒を吐く像が半壊して中の芯(針金的なもの)が露出しているようにしか見えなかったので完全に見逃してた。
・自キャラ
レスポンスが至る所で遅い。特に武器切替えとアイテム使用の緩慢さが事故死に繋がる。
スタミナ切れの硬直、パリィ受け、攻めのお互いの硬直ととにかくテンポが悪い仕様。
死亡数を重ねることでステータスや外見に変化が生じるのは面白いけど外見は亡者でいる時間が長いのは相変わらずだし装備で隠れるからプレイヤー的にはどっちにしろ全く美味しくないんだよな。
亡者状態でもオン侵入があるそうなのでそういった面でも前作同様生者になる旨味が無い。
・NPC
比較的協力的なNPCが多くプレイしやすかった。反面駆け引きもないので退屈。
大体が不死の呪いを受けてこの地に訪れてるけど記憶を半分くらい持ってかれてるNPCが多くて切なくなる。
運命に抗うような殺伐とした感じはなく皆享受したかのような印象。
一通りプレイして積極的にNPCと関わってきたつもりだったけどイベントが起きたのは真偽が分からんいざこざの喧嘩に荷担してどちらかを殺すだけだったし恩恵も何も無かったからなぁ。
・敵
背中を見せない敵多過ぎ。背後に回れない。攻撃を避けて背後に回っても対面してるという怪奇現象。
今作は色々と仕掛けがあってめんど…面白かったです。ファロスとかソウルによって起動する仕掛けとかギミックに富んでいたと思う。
篝火移動、アイテムのドロップ率、取得ソウルとレベル上げに必要なソウルのバランス、アイテムをまとめての使用、と改善点は多々あるもののこうしてみると結構不満点多いですね。
と言いつつも個人的には前作より楽しめた気がします。
作中の雰囲気というか湿度を感じる世界観はやはりデモンズが一番ですね。今作はOP詐欺だわ。