ずいぶん前の日記に、私が将来のことを考えようとしなかったのは、教師に対する反抗と、部活が忙しかったからだと書きました。

前言撤回。

完全に、教師に対する反抗です。100%。

将来教師になりたい方、もし読んでいたらごめんなさい。
私は、小学校一年生の時からずっと、学校教師が苦手なんです。たった1人を除いて。

おかげ様で、ずいぶんとひねくれた人間に育ってしまいました。

かと言って、不良になって正面から教師とタイマン張れる勇気もなく。

(いや、小6の時にやらかしましたね…そういえば…。)

かといって、優秀な生徒になれる頭脳なんかないので。

ただのチキンになりました。

それでも、『将来の夢』だの『行きたい大学』だの言われても、無視してきました。
教師の思い通りの生徒になるのが嫌だったからです。


友達のサイトの日記を見て、自分の高校生活を振り返ってみたわけです。

私が砂場で穴を掘って遊んでた一方で、友達は既にスタートラインを切って走っていました。

おそらく、私の教師嫌いは一生治らないでしょう。その変なこだわりのせいで、人生色々損してきた気がします。


でも、反抗だって決して無駄なことなんかじゃありません。

ハタから見たら、まるで砂場で穴掘って、時間を無駄使いしているように見えても。

本人は自分自身と戦ってます。新しい価値観を探しているんです。

逃げてる、と言われればその通り。

現実逃避?ハイ、そうですが何か。

正々堂々正面から立ち向かう、なんてできません。
でも、逃げ回るのも戦略のうち。

かつて小学校のドッジボール大会では、最後の1人の常連だった私だから、知っている。

たとえチームは負けても、最後に『お前すごかったな』と褒められるのは、外でもない、最後の1人。

クラスのリーダー格が責任のなすりあいを始めても、最後の1人に罪はない。
たとえ試合中、ボールに全く触れなかったとしても。


小心者は小心者なりに、卑怯な人生を歩こう。
まぁ、なんとかなるだろう。
笑って死ねたらそれで充分。

次はどんな穴掘ろうか?