ミッドサマー

京都みなみ会館でミッドサマーのリバイバル上映やってたので見てきた。
徒歩10分でイオンの映画館あるのに、京都みなみ会館はほんまに立派だ。

ネタバレありミッドサマー感想


・彼氏が意外と桃尻でびっくりした。
・モザイクかかるの遅いwもう全部見えたよ…。

・抗不安薬服用中のアルコールの摂取は、薬の説明書にちゃんと禁止されています。ミッドサマーごっこは絶対にやめましょう。

・自然と共にのんびりのびのび、な団体かと思ったら全然違ったな。むしろ全く逆なんだ。寿命で死ぬことさえ許されない。村には花がたくさん咲いていたが、枯れた花は一瞬も映らなかった。エンドロールの花さえも、枯れる前に画面から消えてた。「生命は輪」と語っていたのに、ここで自然のまま、寿命のままに死ぬことは許されない。枯れる前に終わらされる。「(あのおじぃとおばぁは)老人ホームで暮らすよりマシだろう」のセリフと、根本は同じ理屈かもしれない。死は生者から与えられる権利、視界に見えなければ無いのと同じ、という考え方。

・唯一映った枯れた植物は、「ご先祖様の木」だったが、あれは「ご先祖様の木」という役割を与えられて…過去にどういういきさつがあって、その役割になったのだろうか。

自然と調和し、自然と共に生きる宗教と見せかけて、上下関係が絶対の宗教だった…のか?

・ルーン文字文化はよく知らないが、先祖代々の古代宗教を守っているのかというと、そういうわけでもない?死者の扱いがぞんざい過ぎないか?リヤカーて…。日本で毎日見かけるリヤカー出てきてたぞ…。緑の三角のやつ。あれ世界各国で活躍してたんかい…。古くからある宗教って、死者を丁重に扱うイメージだけど、リヤカーだもんな…。デスマスクはちゃんと作ってあったけども。

おばぁ(即死)
村人「…………」
おじぃ「うう…」
村人「うわぁぁぁん!!!」

即死のばーちゃんの死を悼んで…ないよね。
即死に失敗したじーちゃんの痛み苦しみに呼応してるんだよな。
死者の今後に解釈もなければ興味もなく、あくまで生者にしか興味がないのか。

・主人公を慰めようとしているシーン、あれは何の目的なのか。同情を示す、相手の悲しみ苦しみに同調する…そう見せかけてどっちも違うのか。あれは主人公の感情を呑み込もうとしているように見えた。「あなたはわたしで、わたしはあなた」みたいな。「みんな一緒に」というやつだ。

普通一般的に思う、ステキな「みんな一緒に」は、あの「言葉がなくてもダンスで通じ合える!」だと思うけど、ここではそうではないらしい。「あなたに話しかけられたせいで女王になれなかった」みたいな表情が無かったから。それとも、最初から主人公が女王になれるように仕組まれてたのだろうか。

・90年に1度の祝祭って言ってたけど、例年はどうなんだ?女王って毎年選ぶんだっけ。先代女王どんな奴だったっけ。うわ忘れちゃった…。

・主人公最後いい笑顔だったけど、どう考えてもこのあと長老たちジジィにまわされるとしか思えないのだが。だって子孫達をこれから産むから女王なんじゃないの…?あの同級生は「巡礼の階級」なのだから、これからもまだまだ営業活動に出かけるんでしょ…?多分あいつとは一緒になれないぞ?あの赤ん坊の実母すら、「巡礼のために」いなかったぐらいだぜ。

・主人公の家族の下りは、結局何だったんだろう?死因が生贄と似てるのがなんか怪しいんだよなぁ。妹が両親を睡眠薬か処方薬で昏睡状態にする→煙を引き込み心中 だろうが…なんのために?同じ宗教にハマってたとは考えにくいし…。あの同級生が主人公を引き込むために先に妹を勧誘しようとして失敗した?あの嗅ぎ薬か嗅ぎ煙草か、なんにせよ薬物を、これまた抗不安薬を処方されてるであろう妹に渡して、バッドトリップ起こして…。
さては躁の時にやったか…?

・ということは、村人常に薬物のチャンポンじゃないか。そりゃ障害者が「曇りなき賢者」だわ。障害者だけ薬物もらえてなさそうだし。ってことは、村人の中でシラフなのは障害者だけじゃないか。長老は聖書の解釈をするらしいが、シラフで書いてるとしたら…「たすけて」としか書いてないのでは…?だけどあの障害者が身体だけでなく知的障害もあったとしたら、もはやシラフとは…?あの聖書も意味のある文字でないってことになる…。そして19巻どこ行った?ジョシュの血で台無しになって、自分らで処分しただけでは?

謎が多すぎる…。あれはどういう思想信条の団体なのだろう、それが一番知りたい。

5月に読んだ本

5月に読んだ本
BIRDER 2022年3月号 文一総合出版

珍しい鳥もいいけど、メジロも可愛いよね。
生きているうちに、レンジャクとタゲリをこの目で見てみたい。
あと近所から聞こえてきた鳴き声、調べたらオオルリに似てた。ほんまか!?

そして今日は、夜だけどホトトギスの鳴き声も聞こえてきた。あの鳴き声はガチでホトトギスだ。なんでこんなところで!?山とか森の鳥では!?
…と思って、日本野鳥の会のHP見に行ったら、
「南国から繁殖地に向かう途中からさえずりだす」
「都市部や住宅地で鳴き声が聞こえるのは5月〜6月中旬までであり、夜鳴くことが多い」
…そうだったのか……。

しかしホトトギスの鳴き声は大学生の時、山でよく聞こえてたから懐かしい。この鳴き声が聞こえてくると、あー夏が来た〜って感じなんだよな。

近頃は、読みたい気持ちはすごくあるのに集中が続かない。あーあ、近くにいい感じのカフェ探さなきゃなぁ。長居しても怒られない、完全禁煙のところ。高くても良いからさ…。
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