6月に読んだ本
・一刀斎夢録 下/浅田次郎
・ナショナルジオグラフィック 2017年11月号
・死体は語る/上野正彦
「死体は語る」は、34年間監察医を勤めてきた方が書いた本。といっても、この本が出たのは1989年。
監察医は、医学の知識と経験に基づいて、亡くなった方の死因を特定する医師。
病死なのか事故なのか、事故に見せかけた虐待なのか。自殺なのか、自殺と見せかけて殺害されたのか…。
著者は、各都道府県に監察医制度を拡大すべきと主張していた。いうまでもなく、より正確な捜査のために。
この本の出た時は国内8箇所あったということだが、現代はどうなってるかウィキを見てみた。…6箇所に減っていた。
本の内容でも、監察医の成り手がいないことが、問題として指摘されていたが…ニュースでよく見聞きする「深刻な医師不足」。まさかこんなところにも影響が…orz