事務員の中でも、最も私のことを嫌っていただろうと思ってた事務員から、気持ち良く送り出したいので、送別会しましょう、と声をかけてもらった。
辞めるの後悔してなくて、未練がないなら応援します、長い間働いてたので、いなくなるの寂しいです、と。
まさかだった。
何度も衝突しては平行線で、だった相手だったから、(お世辞だったとしても)そういう風に思われてたの意外だった。
しかも送別会を少人数でも良いからちゃんとやりたい、と部下と前々から話していたらしいことも。

後輩…先輩…ありがとう。

自分が唐突に抜けることによって、事務員のメンバーには本当に迷惑をかけてしまう。だから送別会では、この人達だけにはちゃんと話をしよう。

…なお、課長に「6月末で辞めさせて下さい」と一言言っただけで話通ったからな。理由については何も言ってない。だって聞かれなかったから。