8月に読んだ本

とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起/伊藤比呂美
ティラノペディア/楊楊(渡邉彰伸監修)

化石ハンター展と恐竜博2023に行きたいので、知識をアップデート。名前だけ知ってたグアンロンとディロングがアツい。ただし、復元画の見方の難度が上がっていることは、これはもうどうしたら。復元画が実際のデータと違いすぎていたとしても、見た目のイメージのまま勘違いして覚えてしまいそう。

ディロング:顎と尾の端に羽毛の痕跡あり
グアンロン:羽毛の痕跡は発見できなかったが、前の時代に生息していたディロングに痕跡を認められたので、羽毛があったと考えられている

とげ抜き
国際結婚と育児介護のエッセイ、といっても作者は詩人で、愚痴の文章でもここまで格調高いと不快感ゼロ。
帯に載っていた抜き出しで、ただの本ではないと買ってしまった。
頭の中の映像が、夫婦生活家事育児介護の実録ドキュメンタリーかと思ったら、パプリカのMAD(平沢進のほう)へと変化する、そんな本だった。怪奇ホラー系ではなく、夫婦育児介護エッセイでまさかこういうものがあるとは思ってなかった。

なお作者のこと全然知らなかったけど、よく調べたら昔ツイッターや懐かしのNAVERでめちゃめちゃ流行ってた詩の翻訳をしていた人だった。
ガセじゃねと思って、巻末の自伝年表を見たら本当にこの人だった。

「アメリカの詠み人知らずの詩 TODAY」で流行ってたやつです。この人本当に詩人だったんだな…。