大学入ってからというもの、レポート課題以外に本を読むことが全くなかった。そんな私が本屋に寄った時、偶然手にした本がコレ。
タイトルは、「パセリ伝説〜水の国の少女〜」
対象年齢:小学中級から
なんで年甲斐もなく、小学生向けの本を買ったのか。
それは、表紙右の少年に、年甲斐もなく一目惚れしてしまったからである\(^O^)/
テスト週間頃に買って。部活が午前だった今日から読み始めて、半分くらい進んだ。
1ページの文字数と行数が少ないから、進む進む。課題の本もこれくらいだったら、すぐ読み終わるのに…!
とまぁ、そんなことはさておき、右の男の子のことですが。
もう想像通りで大満足ですよ。
(私が弁慶や不二先輩が好きだということに対して)
Tちゃん「凛音ちゃん、もしかして、うさんくさいキャラ好き?笑」
えぇ。
そうです。
彼とっても神秘的な、砕けて言うとミステリアスな、俗に言うと、うさんくさい少年です。
凛音は今、幸せの絶頂期です。
私も小学生の時、こんな男の子と冒険したかった。
っていうか、私の生涯の夢です!
学校は毎日つまんなくて大嫌いだけど、それは自分が本当はこの世界の人間じゃないからで、実は秘められた不思議な力を持っているかもしれない、いつか格好いい転校生がやって来て、その子と不思議な世界に行けるかもしれない……なんて憧れを持っていた小学生の私。(ちなみに、これが、私が人生で一番純粋だった頃です)
月日は流れてそして今。
すっかり忘れていたあの頃を思い出して、すごく懐かしい気分になりました。
さ、続き読も!
しかし、私に「秘められた力」って本当にないのかな。
あっ。
GOD DEVIL神……。
私の友達。
デーモン鬼閣下。
アガぺの愛。
DEATH SMILE SHOw。
私…夢叶ってるかも(泣
今日みた夢は、最高にすごかった。
内容は、源義経vs源頼朝の現代パロ?皆さん武士の格好で、刀も下げてるのに、周囲は近未来の廃墟があったり荒れ果てた日本庭園があったりと、時代バラバラ。でも、夢を見てる私は、これは平安時代だと思いながら見ていました。
場面は、義経がお供の人(もっさいおっさん:夢を見てる私は、弁慶だという認識はなかったので、弁慶ではないと思われる)と頼朝に追われているところ。
近未来的な廃墟(まさに廃墟と化した工場みたいなイメージ)の中に身を隠し、ここで一晩を過ごそうと思っていた。月の光がすごく綺麗だった。お供の人が話しかけてきて、義経も返す。しばらく(小声で)話してた。なんか絆が深まったようで、2人とも表情が穏やかに。
ところが、急に義経が黙り込む。どうかしたんですか、とお供が聞く。返事がない。
すると、大勢の気配と足音、声が聞こえてきた。追っ手だった。まさかこんなところまで、と息をのむ。
追っ手の団体のリーダー格・北条政子。ビジュアルは正に、遙かと一緒。このあたりに潜んでいるに違いない、探し出せ!的な命令を下し、部下が散り散りに行動を開始。部下の皆さんは大声で笑ったりしながら捜索しています。中には、ポケモンのスピアーみたいなのがいて、多分部下の皆さんが操ってる化け物だと思う。
なんとか2人は脱出し、荒れ放題の日本庭園を走って逃げる。とても霧が濃く、視界が悪い。
ここからの展開が非常に残念すぎる。まさに凛音クオリティとしか言いようがない。果てしない歴史ロマンを感じていた皆さん、ごめんなさい。
というのも、義経とお供の人のビジュアルが変わる。
書いていてとても複雑な気分になるのだが、義経のビジュアルというのがですね、テニスの…あの子…リョーマだったんですね、しかも女の子になってましたよ。
そこのへんも、しっかり設定が決まっていた。彼は、女として生まれたのに、男として育てられてしまった。だから自分が女だという自覚は一切ない。リョーマは、そういう設定。
対するお供の人のビジュアルは…またもやテニスの…これまたお約束…桃先輩だった。
さてさて、そんな2人は、予想外の展開に見まわれ、一生懸命逃げる。
どこかで、いたぞ!みたいな声が聞こえる。
焦る。
見通しの悪い視界、霧の中からなんとスピアーが現れ、毒針を噴射する。
リョーマ、とっさのことで避けられず、刺さる。
倒れる。
桃先輩、一瞬気をとられるも、そのまま逃げる。
そのあたりの設定も決まっていた。逃げる時や戦う時に片方がやられても、決して構うな、みたいなアレ(取り決め?)があるらしい。お互い強いから、(やられるなんて)そんなことはないだろう、という前提があった取り決めだったらしい。
非常に強い毒で体がしだいに動かせなくなる。さらに、スピアーが攻撃を仕掛けてくる。が、最後の力を振り絞り、殺す。
今度こそ倒れる。意識がしだいになくなってゆく。そこでさらなるスピアーが現れ、リョーマを襲おうとする。リョーマは意識がないので気づいてない。
が、スピアーは何者かによってあえなく殺される。
リョーマは何者かに抱きかかえられ、近くの崩れかかった小屋の中に運ばれる。
ここからの展開は、さらに残念。
リョーマを運んだ彼は、腕に刺さった毒針を抜き、傷口を包帯で塞ぐと、解毒剤の注射器を腕に注射する。彼が急いで射したせいでむちゃくちゃ痛かったのか、リョーマは「痛っ!」と呻いて、静かに泣き出す。
「すまない…」と、彼は置鮎ボイスで謝った。彼の正体はまさに手塚国光そのものだった。
(敵に謝ってしまうなんて)と手塚は思う。
リョーマは泣いている。彼はそっとリョーマの前髪を上げて、額に触れた。その時、涙を流しているリョーマの泣き顔が、笑顔に変わった。リョーマは無意識でこう言った。
「リョーガ…」と。
そして、リョーマは、額に触れている手塚の手を、そっと掴みます。
解説:リョーガはリョーマの兄です
リョーマは気絶した意識の中で、自分を助けてくれたのは、今自分に触れている手のひらはリョーガなんだ、やっぱりリョーガが助けに来てくれたんだ、と思い込んでいるのです。
つまり、リョーマはリョーガに追われている、ということになります。
「リョーガ…」という呟きを聞いた手塚は、
(俺はお前の兄ではない)と、罪悪感に駆られた。手塚は、リョーマの手を振り払うことができない。もし今俺が本当にこいつの兄だったら、どんなにこいつは幸せだろう、と思った。兄を想うリョーマを不憫に思った。
その時。
人の気配が。
手塚はしぶしぶリョーマから離れて小屋の外へ。
部下の皆さんが探しにきました。
どうでしたか、と聞かれて、「このあたりは探したが、全く気配がない。他をあたれ。西の方に……(あとの言葉は覚えていない)」と命令。部下はすぐに立ち去る。
小屋の中に戻り、リョーマのそばに寄ったその時、
「こいつから離れろ」
と、首元に剣先が。
桃先輩が来た。
ここでさらに設定が。なんと桃先輩、リョーマが好きなんです。女として。命賭けて守りたいくらい好き。もちろんリョーマにはまだ伝えていません。
しかし手塚は冷静に「俺はお前たちと戦うつもりはない。このあたりの奴らは俺が追い払ったが、また戻ってくるだろう。近くの塀で崩れかかったところから逃げれる。街道に出たら、川がある。その橋の下に船がある。そこで、お前たちの仲間と思われる者が、お前たちを待っている。ひとりは分厚い眼鏡をかけていて、もうひとりは…とても綺麗な男だった」
桃先輩は「なんだお前」みたいな感じで呆気にとられるが、背に腹はかえられず、手塚の指示通り、リョーマをかかえて逃げる。
手塚は小屋に残される。リョーガはなぜリョーマを追うのだろう、と疑問を感じながら。
という夢だった。ここまで読んで下さった全ての人に対して、多大なるお詫びを申し上げます。
2009-8-1 02:36
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