・トラウマ文学館 ひどすぎるけど無視できない12の物語 頭木弘樹編

全部良い。原民喜の「気絶人形」、深沢七郎の「絢爛の椅子」が好き。フラナリー・オコナーの「田舎の善人」は、本当に気分が落ちるやつ。
図らずしも、カラマーゾフの兄弟の一部を読んだのだが、このドストエフスキーそして深沢七郎の頭の中は、一体どうなってるんだ?

気分が落ちるやつと言えば、映画「リリィ・シュシュのすべて」を見た。ブルーレイで。
これは大学生の時からずっと観たかったやつ。
大学の映画研究サークルが、毎年春に新入生歓迎イベント、秋に芸術週間として、視聴覚ホールでこの映画と、是枝監督の「空気人形」を上映していた。結局見れずじまいだった。

最近関ジャムで川谷絵音さんが、リリィ・シュシュのすべてのテーマソングについて話していて、また思い出して買ってしまった。

気になってる人は絶対に見てほしい。

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